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2001年12月のJR東日本のダイヤ改正により、宇都宮線（東北線）～横須賀線と高崎線～東海道本線を新宿経由で直接結ぶ新しい路線が「湘南新宿ライン」の愛称で登場しました。その後、幾度かのダイヤ改正があり、現在では平日65往復が運行される大動脈となりました。ここ最近の話題では、グリーン車も連結されるようになり、車内ではスイカを使用した料金の精算システムなど、運転面だけでなく車内設備の先進性も注目されています。

今回の作品では、その中でも高崎線～新宿～東海道線を結ぶ「湘南新宿ライン」の展望をお届けします。Vol.1では高崎～新宿までの区間を収録しました。

本路線は、既存の設備を最大限に利用したため、随所に貨物線を旅客線とした箇所が登場します。また、他の路線を間借りして乗り入れるなど、それらが本路線の最大の見所です。

また、収録日の電車は折り返し運用の列車が遅延したため、始発駅の高崎で既に14分の遅れで発車となりました。その後、各駅11～14分の遅れのまま新宿に到着します。日頃の定時ダイヤではあり得ない、すれ違いや追い越しがあるのも隠れた見所です。
さらに、遅延のため各種連絡事項を車掌と列車指令との間でやりとりする、列車無線の掛け合いもお楽しみください。