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（日本工業規格JIS T9251に基づく形状）
2‐3 JIS T 9251：2001の概要
1）適用範囲
この規格は歩行路面に設置する視覚障害者誘導用ブロック等の突起の寸法ならびにその配列に関するもので、その突起断面形状はハーフドーム型のものに限定される。
材質については言及していないが、規格原案作成の根拠となる実験はコンクリートを使用したため、実験で示された性能を担保するためには材質としてそれなりの硬度が求められることは言うまでもない。
名称には「視覚障害者誘導用ブロック」の文言があるが、ブロックの寸法や材質等の規格ではない。通常、視覚障害者誘導用ブロックと称されるものの多くはコンクリートや陶板などブロック状のものであるが、突起をネジ止めしたものやシート状に作られたものを貼付するなど、いろいろな敷設方法が現実に存在し、将来的にも各種の敷設方法が生まれる可能性が否定できないため敷設方法は限定せず、本来の目的である足裏によるパターンの触知能力を担保するパターンのパラメータを規格としている。
2）定義
a）視覚障害者誘導用ブロック等の突起
視覚障害者に対して前方の危険の可能性又は歩行方向の変更の必要性を予告すること若しくは歩行方向を案内することを目的とし、靴底や白杖で触れることにより認知させる点状又は棒状の突起。
b）点状突起
注意を喚起する位置を示すための突起。突起形状は点状である。
c）線状突起
移動方向を指示するための突起。突起形状は棒状で、その長手方向が移動方向を示す。
●本製品は屋内に適する合成ゴムにより成形したもので、製造段階において裏面に無溶剤性の特殊なゴム系粘着剤を感圧処理した製品です。使用にあたっては専用のプライマー剤で仕上げ床材面を処理して直接に貼着するタイプです。
●従来の接着剤を使用する製品と比較し、接着剤を使用しないため施工が簡単で養生時間も短縮され作業効率が大幅に向上されます。
●耐候性、耐摩耗性、耐熱性などに優れています。
●本製品はISO9001規格認証工場で製作しています。